ニュースサイト
スクラップブック

フリーメイソン最新陰謀「ネットで若手会員を獲得せよ」

金は掛かるし、へんな仕来りとか、人付き合いとか面倒くさそう。つーかもう秘密でもなんでもないね
掲載日時:2011-10-15 22:46:52

記事・内容
】誇りある秘密結社でさえ、もはやフェイスブックのファンページなしではやっていけないようだ。

 「フリーメイソン」にとってもそれは火を見るより明らかだ。フリーメイソンは中世の「ブラッドオース(Blood Oath:血の誓約の意味)」の呪文や、しばしば言及される「新世界秩序」の形成という陰謀、さらに、米大統領と陰の実力者の秘密会議や退屈な朝食会などで知られている。

かつては、フリーメイソンへの入会希望者は頭からフードをかぶせられ、首にロープを巻かれ、秘密の握手について口外しないと宣言するまでは、いったいどのようなものに関わりつつあるのか分からなかった。その握手は引き続き秘密だが、現在はフリーメイソンについて、ウエブサイト上やテレビ、映画にヒントや暴露話が多く存在する。ただ、各支部は入会希望者に対し、楽しみがなくなるからそうしたものは見ない方がいいと言い渡している。

 フリーメイソンの主な手引書はかつては1866年出版の「Duncan's Ritual」だった。現在では、2005年に出版されたクリストファー・ホダップ著の「Freemasons for Dummies」(フリーメイソン・フォー・ダミーズ=超初心者向けフリーメイソン)だ。ホダップ氏は「急激に解放的になった」と話す。「そしてそれは――率直に言うと――メンバー数(の減少)をめぐるパニックから始まった」という。

しかし、若い新人の一部はフリーメイソンにとどまった。総会員数は140万人まで減少しているが、会員の死亡や退屈なため辞めていく会員の数は年間8万人から3万人まで減少した。引きつけているのはフリーメイソンそのものというよりも、それに伴うポップカルチャーの魅力かもしれない。

 フリーメイソンの神話は、ケーブルテレビ局「ヒストリーチャンネル」の番組や「ナショナル・トレジャー」といった映画に加え、推理作家ダン・ブラウンのベストセラーで中心的役割を演じることが多い。特にフリーメイソンの色彩が強いブラウン著の2009年の小説「ロスト・シンボル(The Lost Symbol)」はその顕著な例だ。

 リード・エンダースブさんはある日、ミネアポリスの神殿で、「あの本が触媒になった」と語った。40歳の彼はロック放送局の番組ディレクターで、19番支部の講師だ。

 エンダースブさんの支部の300人の会員のうち60人は活発に活動しており、さらに数が増えている。大半は21~35歳の若者だ。だれも彼らを招待したわけではなく、彼らはウエブサイトの「連絡」というボタンを押しただけだ。会員はそれぞれ、儀式段階で450ドル(約3万5000円)を支払う。年会費は300ドル。他に、男女混合のペイントボール(塗料入り弾丸)合戦やスコッチテースティングといったイベントの費用がかかる。
情報元
ウォールストリートジャーナル日本語版
フリーメイソンの最新の陰謀─「ネットで若手会員を獲得せよ」

ニュースキュラニュース

トップに戻る
サイトからのお知らせ
キュラニュースとは
ご意見・ご感想

PR


荷造・見積無料格安引越
引越アフィリエイタ募集