ブラジルではプレイステーション3が10万円
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適正価格で買える日本はありがたいね。 | |
掲載日時:2011-10-21 00:41:18 | ||
記事・内容
ミッキーとミニーがショーウインドーで満面の笑みを浮かべる。その脇に「パラ・マイアミ(マイアミ行き)」の2語。ブラジル・サンパウロの巨大ショッピングセンターにある旅行代理店を訪ねると、米フロリダ州のディズニーワールドの写真に出迎えられた。
女性店員のレナン・ウズエレさん(23)は「海外旅行の7割はフロリダ。ディズニーと安い買い物が人気の理由です」と話す。
ブラジルは有数の高物価国だ。ソニーのゲーム機「プレイステーション3」は日本の約2万5000円、米国の249ドル(約2万円)に対し1999レアル(約10万円)。米国でたくさん買い物すれば、内外価格差で航空運賃が浮く計算になる。
なぜ高いのか。輸入品には高関税がかけられ工業製品税や流通サービス税など最低6種が課税される。通貨レアルは9月以降、ギリシャに端を発する欧州危機のあおりで急落しているものの、近年のレアル高傾向も物価高に拍車をかけた。
情報元
MSN産経ニュース
第5部(4)プレステ買いにマイアミへ 「ブラジルコスト」という課題